私たちが今歩く道は、昔の人々から続く道
「ほぼ日刊イトイ新聞」ってご存知ですか?
知らない方のためにちょっとだけ説明すると、糸井重里さんという方が主宰となって、運営されているサイトです。
「ほぼ日手帳」と聞けば、「あ、聞いたことある!」と思う方もいるのではないでしょうか?
ほぼ日手帳は、この「ほぼ日刊イトイ新聞」を運営している株式会社ほぼ日の販売している手帳なのです。
設立者はいわずもがな、糸井重里さん。
「糸井重里さんってどんな方?」という方は、そうですねー、うーんと、「スタジオジブリ」の『となりのトトロ』はご存知ですか?
その『となりのトトロ』のキャッチコピー「このへんないきものは まだ日本にいるのです。たぶん。」は、糸井重里さんが考えたコピーなんです!
ちなみに私、ジブリ映画は『千と千尋の神隠し』と『ハウルの動く城』が好きです。
あとほかに行なっているコピーは、ゲームの『MOTHER』シリーズなど。
『MOTHER』は実はやったことがないのですが……。
ファミコンがないのです。
リメイクしないでしょうか。
あるいは、最近流行りのアプリ化とか。
おっと、話がそれました。
とにかく、誰もが一度は聞いたことのある、あーんなコピーやこーんなコピーを手掛けておられたお方なのですよー。
さて何でこんな話を始めたかと言うと、この「ほぼ日」で来年から始まる、「ほぼ日の学校」という「古典」を学ぶ学校に参加するからです!
半年ほど隔週で、平日の夜に行われる学校。
記念すべき第一回、つまり今回のテーマは「シェイクスピア」。
『ロミオとジュリエット』『ハムレット』などで知られる、ウィリアム・シェイクスピアです。
きっと、誰もが一度は聞いたことのある名前ですよね。
前述したような、とても有名な戯曲を書いた、超有名で偉大な、イングランドの劇作家。
ちなみに学校の学費は12万ちょっとという金額。
ポンと出すには悩む、それなりの金額。
何故今回私が参加を決めたかと言いますと、主に理由は2つです。
1つ目は、古典に興味があるから。
2つ目は、物語を書くのが好きだからです。
1つ目については、 学生時代の国語の話ですけど、古文や漢文が好きでした。
数百年も前の人でも、考えてることは今とそんなに変わらなくて、面白いなあと思ってました。
2つ目については、戯曲ではありませんが私もお話を書くのが好きなので。
戯曲でも小説でも、物語を書こうとした時におそらく誰もが一度は耳にするであろう言葉に、「シェイクスピアの36分類」があります。
「あらゆる物語はシェイクスピアによって36種類に分類された、だから新しい物語などもうない」という内容で語られることが多いです。
真偽のほどは定かではないようですが、物語を書く上で、シェイクスピアという存在がどれほど大きいのかを物語る話であるのは確かでしょう。
この話を聞いて、「よし、シェイクスピア読むぞ!」と本で読んでいた時期もあったのですが、なんだかあんまり馴染めなくて、「?」って感じだったんですよね。
正直、今ではもうほとんど覚えていなかったり。
そんな感じだったことを、糸井さんがほぼ日の学校の告知サイトでお話していたインタビュー内容を読んで、思い出したんですよね。
それでお話の内容にとても共感して、「私もちゃんと古典を学びたい」と思ったんです。
それは多分、一人でもできることではあるんですが、せっかくなら、詳しい方や自分以外の方のお話を聴きながらもう一度触れたいなって。
正直かなり12万はそれなりに大金なんですが、今回を逃したら第1回の講座は受けられないでしょうし。
お金は稼げるけど、時間は戻せないので!
戯曲と小説、違うものではあるけど、「物語」というテーマで描かれる世界は共通です。
今よりも少し前の時代を生きた方の、今も語られる物語の先に私たちは歩いています。
せっかくの機会とご縁を無駄にしないように、たくさん学んできます!