桜と松のShall we dance?

この間椿山荘に出かけた時、庭園で素敵なダンスのペアを見つけました。今回はその話。

 

この時の椿山荘は、ちょうど桜の時期。

東京都文京区の「ホテル椿山荘東京」は、明治の元勲・山縣有朋が作った庭園が元になっていて、池や滝、沢、丘、小さな神社などをそなえた広い庭で有名です。

審神者仲間には、「歌仙さんと文京区のコラボで、コラボケーキが出されたホテル」といえば分かりやすいでしょうか?

 

 

 

椿山荘に出かけたのは、ホテルのブッフェをいただくためだったのですが、庭園で有名な椿山荘、しかも季節は桜咲き誇る春。

見ねば損!ということで、庭園にもGO。

そんな庭園散歩で、そのダンスカップルペアを見つけたのです。

 

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ほら、左下の松が男性で、右上の桜のほうが女性。

まるでダンスのお誘いをしてるように、私には見えました。

お互い、手をさしのべてるように見えませんか?

ダンスのお誘いの手って、男性が下から差しのべて、女性は上から男性の手に自分の手を重ねるので、そういう意味でも松と桜の配置はぴったりです。

実直で素朴な青年と、可憐な女性のペアでしょうか…。

あ、松は長寿の象徴なので、ナイスな老紳士と、上品な老婦人のペアでもいいですね…。

あ、松の葉は落ちなくて、桜はすぐ散っちゃうから、松は隣で桜を見守ってる寿命長い系人外とかでもおいしい。毎年決まった時期の、短い期間だけの逢瀬。花が咲いてる時期以外は、桜は眠ってるとか。

 

こういう、ふと見つけたものを何かに見立てるのが好きなので、この時も結構嬉しくなっちゃいました。

勝手に妄想してるだけなんですけど、こういうのが案外創作のタネになることもあるのでバカにできません。何より楽しい!

また何か見つけたいです。