おばけこわい
Twitterで『みさき』という怖いお話が話題になってました。
怖い話は好きなんですが、いかんせん私すっごいビビりなので読んでません。
何が怖いって、まずページの初めの写真でギブしました。
みなさんの感想を読んでる感じ、一番最後に怖い画像があるっぽいので、見る勇気がない。
文章のみならまだ読める。
怖い画像つきは全力で怖いから嫌です。
文章で想像をかきたてられるのも怖いけど、視覚でダイレクトに恐怖を感じさせられるのも怖い。
元々怖い話自体は好きで、児童文学の『怪談レストラン』シリーズとか大好きでした。
ネットの洒落怖(洒落にならないほど怖い話)も好きで、よく見ていました。
ただ、怖い話が好きと同時に、昔からかなりの怖がりでもあります。
具体的にどんな怖がり方かというと、まず本を読む時は買わずに図書館で借ります。
家に置いておくの怖くて。そこから何か呼ばれそうで。
あと子どもの頃は、ホラーの本を読む時、極力指先だけで本を触ってました。
触ってなんかこう、呪いパワーみたいなのがついたら嫌だなと思っていて。
触った後は手を洗ってました。
触れる面積を少なくして、手を洗って呪いパワー的なものを落とすことで、呪いパワーの影響を避けようとしてました。
大人になった今は、ふつうに手で触ります。
今思うと、いわゆるケガレ的なものを恐れてたんでしょうね。
ケガレの概念を知らなかった子どもの頃から、呪いパワーとか考えてたことを思うと、信仰ってこうやって生まれるのかなとかちょっとだけ思います。
他のお化け怖い具体例としては、お化け屋敷は自分からは入らない。
人が作ってるとかそんなの関係ありません。
怖いものは怖い。
それにほら、怖い話してると集まるっていうし、怖いものを作った場所にも集まるかもしれないじゃないですか。
ディズニーランドの「ホーンテッドマンション」は今となっては慣れました。
でも、小学生の頃初めて連れていかれた時は半泣きで並びましたし、アトラクションの乗り物に乗ってからは最後まで顔をあげませんでした。
ディズニーシーの「インディ・ジョーンズ®・アドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮」の待機ゾーンにある骸骨のレプリカにさえ怖がる小学生に、ホーンテッドマンションはハードルが高かった。
今は平気なので、トラウマ克服という意味では成長しました。
ディズニーシーの「タワー・オブ・テラー」はまだちょっと苦手です。
絶叫マシンはそこそこ好きですが、雰囲気が怖い。
1回目に行った時は全然だったのですが、2回目に行った時はなぜかものすごく怖かった。
2回目は成人後に友達数人で行ったのですが、初めは元気だったのにだんだん「こわい…」と半泣きになって友達にひっついてました。
あんなに怖かったっけ…。
お化け屋敷系に連れてかれると、やたらしゃべる上にだんだん腕にしがみついてくるので、同行者は注意してください。
あと、画像や映像がつくようなホラーは怖すぎて本気でお手洗いに行けなくなるので、テレビではほとんど見ません。
「ほん怖」とか。
「世にも奇妙な物語」は、たまに見ます。ホラー以外もあるし。
それでも怖すぎて無理そうだなと思った時は、目をつぶってやりすごします。
子どもかよと言われても構わない。
一番新しい怖がりエピソードとしては、つい昨日の話があります。
昨日帰宅後の話なのですが、『みさき』の画像が怖すぎて、メイク落としをなかなか実行できませんでした。
メイクを落とすには洗面台を使わねばなのですが、暗い廊下を通っていかなきゃならなかったし、洗面台には鏡があるし、お風呂もあるしで怖かったのです。
30分くらい怖気付いて、ルームシェア中の友達がリビングに出てきた時、ようやくメイクを落とすために洗面台へ。
メイクを落として洗面台を出、廊下とリビングの間の扉を開けてリビングへ戻ろうとした時、背後から何か落ちる音が。
たぶん、洗面台のタオルをさげる金具が落ちた音だったと思うのですが、怖い画像でメンタル強度がボコボコになってるところの突然の物音。
一瞬硬直した後、「きゃー」と「ひゃー」の間みたいな悲鳴をあげてリビングへ駆け込み、扉を閉める余裕もなくそのまま友達へ一目散に抱きつきました。
怖すぎてちょっと泣きながら。
だって怖かったんですもの。
理屈じゃないんですよ怖いんだから。
友達は優しいので、笑いながら「よしよし怖かったねー」と頭撫でて慰めてくれました。
後で「笑ってごめん」と言われましたが、一緒に怖がられると怖さが増すので、笑ってくれてよかったです。嘲笑ではなかったし。
幸い、今のところお話で読むような怖い目にはあったことがありません。
このまま何も見ず遭わず過ごしたいところです。
「聞かず」がないのは何故か?
それっぽいのに一度名前呼ばれたことがあるのです。
小学生の頃の話で、それっきり何もなかったのですが。
何だったんでしょうねあれ。
ただの聞き間違いならそれはそれで、なのですが。