【コスプレ】夢デート彼氏側視点レポin池袋サンシャインシティ

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事の始まり

初夏のある日。

 

フォロワさん「推しとデートしたい…命がけじゃないタイプの…」

私「私でよければ夢デートします?一応コスプレイヤーなので」

フォロワさん「私が死んじゃいます」

私「じゃあやめますか?」

フォロワさん「やりたいですッッッッ!!!!!!!」

 

 

 

というわけで先日、夢デートの彼氏側をしてきました。

 

「夢デート」とは?

簡単に言えば、好きなキャラクターのコスプレをしたコスプレイヤーと、デートすることです。

今回私は、その夢デートの彼氏側、キャラクター側をしてきたのです。

 

そういえば、キャラクターじゃない側(夢女側)のレポは、まだ比較的見かけるような。

でもキャラクター側のレポは、あんまり見かけない気がします。

 

メインの目的は備忘録ですが、

「夢デート実は気になるんだけど、どんな感じなんだろう?」

「キャラクター側のコスプレイヤーは、どんなこと思いながら、デートしてるんだろう?」

という方の参考にもなるといいなと思います(願望)

 

 

 

登場人物(全員女性)

  • フォロワさん

今回の主役。

私の友達・標野いうりの描いた、CoC(クトゥルフTRPG)のNPC「鴫良(しぎら)ゆき」さんのビジュアルに一目惚れ。

今回のデートに際し、驚きのバイタリティを見せる。

例:デートのためにバイト始める、飛行機ではるばる東京まで来る。

普段は大人しいが、たまにかなり積極的。 

 

今回の脇役。

CoCシナリオのNPC、鴫良(しぎら)ゆきさん(標野いうりさんの描いたビジュアルバージョン)のコスプレをした。

男装久しぶりすぎて自信/Zeroだったが、フォロワさんのためにひと肌脱いでみた。

 

今回の補佐。

シナリオでの印象等をもとに、CoCシナリオのNPC「鴫良(しぎら)ゆき」さんのビジュアルを描いた。

つまり、ビジュアル面では生みの親と言っても過言ではない。

「自分がビジュアルを考えたキャラクターのコスプレは初めて!」と喜んでいた。

デート時は、偶然デートに遭遇した知り合いという設定で同伴。

デートの邪魔にならないよう、基本的には空気に徹していた。

 

 

 

発端

発端は、私が標野いうりさんとセッション(※TRPGをプレイすること)した、とあるCoCシナリオ。

 

CoCとは、クトゥルフ神話(※アメリカ発の創作神話)をもとにしたTRPGです。

プレイ風景は、動画サイトで「リプレイ動画」で検索すると、たくさん出てきます。

気になる方は見てみてくださいね。

ちなみに有名な「SAN値」の用語は、このCoC発です。

 

 

 

今回、すべての始まりとなったシナリオ名は、八重樫アキノ(@aki01_TRPG氏によるクローズドシナリオ『揺らぎの文末』。

 

www.pixiv.net

 

ある秋の日。
あなたは友人である小説家「鴫良ゆき」からメールを受け取る。
「助けてください。話したいことがあるのですが、
 表だって話せることではないので、
 私の家に来ていただけるとうれしいです」
いつもの彼とは違う少し焦ったような口調のメールだ。
それを見て、あなたは、彼の家に向かうことになる。

『揺らぎの文末』キャプションより

 

ネットユーザーならきっと多くの方が知っている、とある都市伝説を題材にしたシナリオです。

CoC初心者も中級者も楽しめるシナリオなので、気になる方はやってみてください。

 

ちなみに今回、シナリオのネタバレになるような内容はのせません。

ご安心ください。

 

 

 

 

で、ある日いつものように、いうりさんと一緒にこの『揺らぎの文末』セッションをしました。

標野いうりさんがGM(ゲームの司会進行)で、私はPL(プレイヤー)。

終了後に、Twitterで「終わったよー楽しかったよー」的な報告をしました。

  

突然ですが、いうりさんは、絵がめちゃくちゃ上手い。

なので、今回の『揺らぎの文末』NPC、「鴫良(しぎら)ゆき」さんの絵も、自分で描いて用意してくれていました。

 

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八重樫アキノ(@aki01_TRPG氏、及び友達(標野いうり (@bungakuyomyom))両名より掲載許可済

 

シナリオには元々、鴫良ゆきさんのビジュアルの言及はありません。

だからビジュアルについては、いうりさんのオリジナルです。

 

 

 

この、いうりさんデザインの鴫良ゆきさんが、私のドドドドド好みのビジュアルだった。

 

 

 

セッション後のTwitterでの私①「NPCキャラのゆきちゃん(※筆者注:友達設定だったので、あだ名つけたれーと思ってシナリオ内でこう呼んでいた)のビジュアルが超好みすぎて、この人を助けたい一心で行動してた」

 

セッション後のTwitterでの私②「黒髪色白童顔、APP15の気弱な文学系美青年最高。好みにクリティカル。さすが私の好みを完全把握しているありがとう。夢女大歓喜すぎた」

 

 

 

上記のようなノリで、鴫良ゆきさんのビジュアルにも言及する私。

 

何を隠そう、私は黒髪色白中性的美青年が大好きなのです。

好みの外見の有名人は、神木隆之介くんと羽生結弦くんです。

ご納得いただけたでしょうか。

 

さらに、いうりさんがTwitterに鴫良ゆきさんの絵をアップしていたので、リツイートしました。

そしてリツイートしたその鴫良ゆきさんの絵が、フォロワさんの目にとまる。

 

その時、フォロワさんに雷が落ちた!

 

フォロワさん的にも、いうりさんデザインの鴫良ゆきさんのビジュアルは、ド好み。

あっという間に一目惚れです。

TLで「えっ何この子!?すごく好き!!」と思いのたけを叫び続けるマシーンと化しました。

 

私が、その子はCoCのNPCであること、いうりさんがビジュアルを描いたことを伝えると、フォロワさんは納得。

 

こんなに好きをシャウトしているフォロワさんを見たのは、この時が初めてです。

 

そこで、「私がGMやるので、そのシナリオやってみます?」と提案。

お答えは「ぜひ!」でした。

もろもろ準備の後、フォロワさんは初CoC、私は初GMでのセッションが行われました。

 

 

 

その後もTLで、鴫良ゆきさんへの愛をつぶやくフォロワさんや私たち。

そこへ、よその夢デートのレポが流れてきました。

 

フォロワさんも私も、夢デートいいなあ的なことをつぶやきます。

 

「夢デート、する側もされる側もやりたいなあ」とぼんやり思った私。

「そういえばフォロワさん、ゆきちゃんとデートしたいって、この間もつぶやいてたな」と天啓が走る。

 

そうして話は冒頭に戻ります。

鴫良ゆきさんとデートしたい、とつぶやいているフォロワさんに、「デートします?」と提案。

かくして、夢デートの計画が始まったのでした。

 

 

 

場所や聞き取り等の準備

今回の私たちは、アコスタさん主催の街イベ、「池袋サンシャインシティ」でのイベントに参加しました。

acosta.jp

 

街イベとは、街中をコスプレで歩けるイベントです。

許可されているお店であれば、一般のレストランに入って飲食したり、ゲームセンターでプリクラ撮ったり、ショッピングもできます。

デート系コスや学生系コスに、特におすすめなイベントです。

 

夢デートといったら、遊園地イベか街イベが定番でしょ!

ということで、こちらからいくつか候補を提示。

できれば屋内がいいとの要望をもらい、ショッピングセンターを含んだ街イベを選びました。

 

 

 

事前準備として、当日の呼び名や、関係性、やりたいことなどを聞き取り。

 

呼び名は互いに、名前+敬称。

関係性は、恋人になってから初のデート。

手をつないだり、一緒にごはん食べたりしたい、とのこと。

コス撮影というより、本当にデートの雰囲気で、撮影はデートの範疇で。

 

さらに設定をつめていき、デートの経緯なども決めました。

 

 

 

日にちや設定が決まれば、あとは衣装やらウィッグやらの準備です。

 

今回私が務めた鴫良ゆきさんは、大人しい性格の文学青年。

私服の描写はシナリオにはありません。

でも、服装も大人しめのものを好むだろうと思えました。

 

そこで服装は以下のように。

トップスはグレーのカラー付きシャツに、白のざっくりめニット。

ボトムスは、暗めのネイビーにストライプのトラウザーパンツ。

靴はブラックのダービー。

コートは、ブラックのショートダッフル。

カバンは革の肩掛けバッグ。

こんな感じでまとめました。

 

カバンの中身は、キャラクターが入れそうなものを入れました。

たとえば文庫本とか。読む機会はなかったけど。

  

ウィッグは、自分のウィッグ加工技術のつたなさに前日まで泣いてました。

要リベンジ。

次はもうちょっと、毛量の少ないウィッグを使おうと思いました。 

 

そして地味に困ったのが、私があまり男装慣れしていないということ。

男装コスよりも女装コスの経験の方が、圧倒的に多いのです。

とはいえこれも、フォロワさんにステキな夢を見せるため。

コスプレ雑誌やコスプレSNSとにらめっこしながら、顔や体型を作っていきました。

 

身長は、靴にソール(身長調整用の、かかとのみの厚底インソール)を入れて、5cmくらいアップ。

ソールを入れたのは初めてだったのですが、意外と歩きやすくてびっくりしました。

 

そして体型補正。

コスプレイヤーが男装時に胸をつぶす際、よく「Bホルダー」などの補正用肌着を使います。 

しかし私は今回、和装ブラを使いました。

よく着物を着る関係で、和装ブラの胸つぶしパワーはよく知っていたので。

下手な補正用肌着よりもつぶれるぞ。

すごいぞ。ぺったんこ。

 

他、ガードルを前後逆に穿いて尻つぶし。

エストにも補正肌着を巻いて、くびれ埋め。

あと靴下の片っぽをロール状にして、股間にセット。

男性体型に近づけるため、なるべく凹凸を少なくしていきます。

 

  

 

そんな感じで小物や服をそろえ。

よその夢デートのレポを読んでイメトレしつつ。

ウィッグをひいひい言いながら加工し。

ついにデート当日となりました。

 

 

 

デート当日

当日、天気は快晴。

とはいえ屋内から出ないつもりなので、あまり関係なしです。

 

ガラコロとキャリーを転がし、受付を済ませ会場の更衣室へ。

そして理想V.S.自分の顔withメイク技術で格闘。

どうにかこうにかメイクを終えて、フォロワさんと合流します。

 

私「お待たせしました」

フォロワさん「(姿を確認するなり、いうりさんの後ろに隠れる)」

私「あ、あの……」

 

ともあれデートの始まりです。

 

 

 

お昼をまわっていたので、まずは腹ごしらえ。

手をつなぎながら、ショッピングセンター内のレストランへ向かいます。

手をつないだ理由は2つ。

1つはもちろん、デートだから。

2つ目は、人の多さに慣れなくてはぐれる可能性がある、と事前申告をいただいていたからです。

 

レストランはそれなりに並んでいました。

順番が来るまで、店外の椅子に座りながらスタンバイです。

しかし問題発生。会話がない。

鴫良ゆきさん、あまりおしゃべり上手なキャラクターではない。

フォロワさんはフォロワさんで、緊張のせいか、いつもよりも口数が少ない。

 

これは私から動くべきだな!と思う私。

手始めに、その日つけていたアクセサリーを褒めました。

とはいえ、鴫良さんはベタ褒めとか、そんな積極的なことができるキャラクターではありません。

アクセサリーを「似合ってますよ」と褒めるのが精一杯です。

もっと熱くなれよ。

 

あとは、メニューがまわってくるまでの間、レストランのメニューを検索して見せたり。

好きな食べ物の話など、新しい会話の糸口になりました。

割とナイス判断でした。

 

 

 

店内に入って席に座り、メニューを頼んで待ちます。

私はフォロワさんの正面に座りました。

 

いうりさんが「フォロワさんの横に座れば?」と言ったのですが、

「いや恋人同士なんだし正面でしょここは!!

と強く思ったので正面に座って料理を待ちます。

フォロワさんが控えめに「写真撮ってもいい?」と訊くので、快く了承しました。

 

初めに運ばれてきた、セットメニューのスープの器は、柄がそれぞれちょっと違っていました。

せっかくなので「どっちの柄が好きですか?」と微妙な気遣いを見せる私。

赤の器と青の器だったのですが、青のが好きだとのことで、青い器のスープを渡します。

言うまでもありませんが、スープ自体は同じです。念のため。

 

そうこうしてるうちにメインメニューも届く。

私は結構早食いタイプなのですが、今回はフォロワさんに合わせてゆっくりめ。

フォロワさんは結構少食で、小さい口でちょっとずつ食べていくのが可愛かったです。

 

飲み物を飲みつつひと心地ついて、レストランを出ます。

支払いはもちろん私が!デートですもの。

 

あと鴫良ゆきさん、私がGMを務めてフォロワさんとまわした卓では、大学生で小説家の収入もあるキャラクターだったので。

 

 

 

次は本日のメイン、サンシャイン水族館

 

フォロワさんが事前に、割引適用で安く購入してくださったチケットでGO。

パンフレットを参考にしながら、順路通りに回っていきます。

 

まずは屋内1Fから。

フォロワさんは動物好きで、魚にも詳しく、解説もしてくれました。すごい。

  

ちょうど、クリスマスのサンタパフォーマンスショーをやってました。

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水槽の中で、サンタとトナカイの服を着た水族館員さんが、魚たちに餌をあげたり、サメと泳いだり。

 

布は水を吸うから、重たそうだな…大変そうだな…、なんて考えながら見ていました。

実際トナカイ役の方は、足ヒレをつけていなかったのもあって、最後に水槽から上がる時、かなり大変そうでした。

 

あと、夢中でショーに見入って写真を撮ってるフォロワさんが可愛かったです。

可愛すぎたので、こっそり写真撮りました。

この写真はさすがにのせません。

 

この日は土日で家族連れやカップルが多く、人口密度高め。

背がそこまで高くないフォロワさんは、背伸びしてもショーがよく見えない様子でした。

私はソールのおかげで、まだ見えました。

 

なので、人の薄いところを見つけたら、そこなら見れそうですよー、とそっとフォロワさんを案内しました。

後から「あれにドキドキしました」って言われて、やったぜって思いました。

 

海底洞窟風の水槽が、めちゃくちゃ綺麗でした。

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死んだら、こういうところに死体を置いてほしいです。

 

クラゲもいました。

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クラゲのクッションとかないですかね。できればミズクラゲ

今度さがしてみよう。

 

 

 

2階の方も見て回り、お土産屋さんへ。

 

地元のお友達のお土産を選ぶフォロワさん。

サンタパフォーマンスの際、サンタ役の方と一緒に泳いでたサメが気に入ったらしく、サメのぬいぐるみ選んでました。可愛い。

 

せっかくだし、何かお揃いのもの買いたいな〜と思う私。

しかし、そういうこと切り出せるキャラクターではないので、言い出せず。

とりあえずフォロワさんについてぐるっとお店の中を見ながら、自分用に、クラゲのブックマーカーを手にとりました。

と思ったらお店1周後、フォロワさんがクラゲのブックマーカー前で立ち止まり、眺め始める。

チャンスじゃん。

手に持っていた自分用クラゲのブックマーカーを差し出し、

 

「……お揃いにします?」

 

かくして、クラゲのブックマーカーがお揃いとなりました。

 

 

 

1階に戻って屋外へ出ると、ちょうどアシカショーの最中。

ショーの終盤だったので、少ししか見られませんでした。

でもフォロワさんが楽しそうだったので、良しとします。

 

あと見てる間に、そばの水槽のアシカが跳ねたため、フォロワさんに水がかかるハプニングがありました。

スマートにポケットからハンカチを取り出し、「大丈夫ですか?」とフォロワさんに差し出したあの時の私。

個人的には、あの瞬間の彼氏力、100点満点中85点くらいはいってたと思います(自画自賛

 

 

 

アシカショーの後、フォロワさんの希望で記念撮影を行うことにしました。

屋外エリアの中心に、白いクリスマスツリーが置いてあって、そこで撮影ができたのです。

 

友達にカメラを頼み、これまで同様手をつないでツリーへ向かいます。

ここで私に「男を見せろよ」と夢デートの神がささやく。

 

そうだね夢デートの神。

奥手キャラとはいえこういう時くらいはね。

せっかく2人での撮影だし、デートの記念だし。

 

というわけで一度つないだ手を、恋人つなぎにつなぎ直しました。

こういう時、鴫良ゆきさんは、確実に照れるキャラクター。

相手の表情を確認する余裕なんて、まずありません。

なので、フォロワさんの表情確認はしなかったのですが、後から聞いたらかなり動揺したそうな。

恋人つなぎで、真っ白なクリスマスツリーの前でツーショット。

良い思い出になったなら幸いです。

 

 

 

撮影の後は、ペンギンショー。

屋外の、天井のないひらけた水槽で、ペンギンが泳いでるやつです。

「空を泳ぐペンギン」として、宣伝されているのをよく見かけます。

大きな水槽をペンギンが泳いでいるのを見ながら、インストラクターさんが解説してくれました。

 

 

 

水族館で見たいところは、だいたい見て回りました。

時間もいい頃合いだったので、水族館から出ます。

次はどこに行きたいかと訊くと、展望台へ行きたいとのこと。

お安い御用です。展望台へ向かいます。

 

エレベーターで上がりながら、エレベーター内で簡易プラネタリウムを楽しみます。

エレベーターが最上階まで上がる間、室内が暗くなって、天井に星が浮かび上がるのです。

なかなか綺麗。

 

 

 

展望台に着くと、入り口すぐにサーカスがどうとか書かれたカーテンがあって、なにやら見慣れぬ光景。

2年前くらいに来たことがあったのですが、展望台に仕切りができて部屋みたいになっていたり、VRがあったり、結構変わっていました。

 

「サーカス」と書かれたカーテンをくぐり、大きな窓から街を見下ろします。

天気が良かったおかげで、富士山が見えました。

 

ここあたりで、フォロワさんからキャラクターへのプレゼント。

中身はガラスペン本体でした。

インクは次に会ったときに、またデートしてね、というお言葉。

心の中で「可愛い〜〜〜〜!!」と絶叫してました。

あえてセットでプレゼントしないことで、次の約束をする。

いい手ですね。今度私も使おうと思います。

 

ちなみに、実は私もプレゼントを用意していました。

だがしかし、この直後フォロワさんが隣にくっついてきた。

おっと心臓がドキドキで壊れそう1000%LOVEでプレゼントどころじゃない。

鴫良ゆきさん、恋人に隣にくっつかれて、スマートにプレゼント渡せるようなキャラクターじゃないです。

なので断念しました。

まあ帰り際に渡せばいいかなと思ってました。

思ってました(フリ)

  

展望台には、ちょっとしたアトラクションみたいなものもありました。

印象に残ったのは、2つの傘&外の風景の映るモニターのアトラクション。

傘を握りながら、モニターを眺めるものでした。

 

モニターには、展望台からの景色に、雨や、空から降るパールなどが映っている。

握った傘からは、傘に当たる雨やパールの感触が伝わる。

実際は、雨やパールはモニターに映ってるだけです。

握っている傘には何も当たってません。

でも感触は伝わる。何とも不思議な装置。

 

試しにフォロワさんと一緒に傘を握ってみました。

すると、モニターに映る展望台外の天気が、初めは雨、次にパール、風船、などと変わっていきます。

最後は「お二人の愛で晴れました!」みたいなアナウンスが流れました。

 

不意打ちすぎて、フォロワさんが照れまくってました。可愛かったです。

 

 

 

展望台もぐるっと見て、あと1時間ほどでデートがおしまいの時刻に。

疲れたからお茶したい、というフォロワさんのご要望にお応えし、カフェに入りました。

レジでの個別注文形式だったので、それぞれ飲み物や食べ物を注文。

 

フォロワさんはシュークリームを食べていました。

口が小さいので、上から見てると、鳥がついばんでるみたいで可愛かったです。

 

デートも終盤ということで、デートしてくれてありがとう、いえこちらこそ、みたいな会話に。

さらに、会話の少ない2人にちょっかいを出したいいうりさんが、

「フォロワさんは鴫良ゆきさんのどこが好きなの?」

「鴫良ゆきさんはフォロワさんのどこが好きなの?」

と質問を始める。

 

照れながらも、鴫良ゆきさんの好きなところを答えていたフォロワさん。

しかし鴫良ゆきさんがフォロワさんの好きなところを訊かれると、「答えなくていいからね!」と慌て出す。

まあ答えましたけどね!!

 

 

 

そしてそろそろイベントのタイムリミット。

着替えの時間を鑑みると、もう解散の時間です。

いうりさんの提案で改めて、自撮り形式でツーショットを撮りました。

さらに最後なので、さっき渡し損ねたプレゼントを渡したい。

だがしかし、まだフォロワさんはシュークリームを食べていた。

もうこれは去り際にプレゼントを置いてくしかないな!と腹をくくる私。

  

私「では、私はこれで。すみません、最後までいられなくて。気をつけて帰ってくださいね」

フォロワさん「そっちも気をつけてね。またデートしようね」

私「はい、もちろん。…………あの、フォロワさん、今日誕生日でしたよね?」

フォロワさん「えっはいうん」

私「それで、誕生日プレゼントを用意してきたんです(カバンをごそごそしながら)。最後にこんな慌ただしい渡し方で申し訳ないのですが、よかったら受け取ってください(取り出した箱を机の上に置き、差し出す)」

フォロワさん「えっあっ」

私「ではすみません、お先に失礼いたします!」

 

せっかくのお誕生日だったので、何が何でも直接お渡ししたかった…。

こんな形でのお渡しになってしまい、反省。

奥手キャラとはいえ、誕生日プレゼントくらいはかっこよく渡したかったな〜!

まあ、キャラらしいといえば、らしいのですが…。

 

ちなみにプレゼントの内容は、フォロワさんの誕生石をあしらったアクセサリー。

フォロワさんは綺麗な石が好き、と言う情報をTLで見かけていたので、誕生石です。

 

 

 

ともあれ、これにてデートは終了。

着替え後に合流したら、フォロワさんが、さっそくプレゼントのアクセサリーを身につけていました。

以上、当日のデートの模様でした。

 

 

 

事前に決めておいてよかったこと

①関係性や設定

今回、関係性や設定、呼び名等をしっかり決めておいたのは、めっちゃ良かったな〜と思います。

特に「夢を壊さない」という点において、とっても大事。

なんでかって、設定の齟齬のせいで、我に返ってしまう事態を、極力なくしたかったのです。

きちんと決めておいた方が、こちらもどんな接し方にするか、戸惑わなくて済みます。

どうせ夢見るなら、果てまで夢見てほしいですから。

 

例えば、付き合って3年の恋人と、初デートの恋人と、両片想いの2人では、距離感が確実に違うでしょう。

関係性が違えば、「当日やりたいこと」の反映の仕方にも関わります。

だから、関係性その他のすり合わせは、地味に超重要ポイントです。個人的に。

 

 

②当日やりたいこと・一緒にやってほしいこと

当日にやりたいことを訊いて、はっきりさせておいたのも良かった。

例えば、手をつなぎたいとか、あのお店に行きたいとか、ツーショット撮りたいとか。

いつどう動くか、調整や準備が必要になることもあるし、と思って、事前に打ち合わせしておいたのです。

結果として、要望は全部叶えられたはず。めでたし。

 

③撮影スタンス

あと、撮影のスタンスについても打ち合わせしておいた。

どういうことかっていうと、ガチガチの夢撮するか、デートに徹するか、ゆるっと撮影もデートもするのかってことです。

 

たとえばガチの夢撮するなら、カメラマンさんの手配が必要になるでしょう。

デートの範疇で撮影するなら、スマホがあれば事足ります。

撮影もデートもするなら、スマホ以外のカメラも合ったほうがいいかもしれません。

そのあたりもきちんとすり合わせておくと、行き違いなく、いい感じでデートできるでしょう。

 

 

 

反省点

①ウィッグ

何よりもウィッグ加工。

そこかよって感じですがそこです。

次回があれば、ウィッグ変えてもっと技術磨いて挑みたいですね。 

 

②プレゼントのタイミング

らしいとはいえ、せっかくお誕生日なんだから、もっとちゃんと渡したかったですね。

 

③たまに出る素

驚いた時、たまに応対に素が出ることがあったのも、ちょっと反省。

 

④世界観に関わる返答

この返しどうすればよかったかなー、っていうのが1つあって。

水族館のタコが展示されているエリアで、フォロワさんが「クトゥルフみを感じる」とこぼしていて。

CoCの世界では、クトゥルフ神話の神々の存在は、カルト教団や対カルト教団組織でないと、基本的に知りません。

だから「クトゥルフ?」と、とりあえずすっとぼけました。

シナリオそのものにも、「クトゥルフ」の文字は出なかったので。

でもあれノった方が良かったのかな〜、って今もまだちょっと悩んでいます。

 

 

 

さて今回の夢デートレポは以上です。

またキャラクター側もやりたい!

できれば、刀剣乱舞・文豪とアルケミスト・千銃士あたりで、彼女側もやりたいですね。

最後に一言。

 

夢デートはする方もされる方も楽しいぞ!!

  

夢女の同志のみなさま、これからも良きドリームライフを!

ハヴァーナイスデイ!