國學院大學博物館「神に捧げた刀」展レポ～刀剣ファンはもちろん、民俗学ファンも楽しい展示
12日、友達と一緒に國學院大學博物館の特別展「神に捧げた刀」に行ってきました。
古代（古墳時代）～近世までの刀剣の歴史を、神仏に対する信仰の面から明らかにしていく展示です。
本展では、刀剣にまつわる神話や物語が書かれた『古事記』『日本書紀』、『平家物語』などにみる“古代祭祀と刀剣”や“伝説”、また“中世東国の武士と神社への信仰”などをテーマに、東国各社の奉納刀を展示し、神や神社と刀剣の関係について、その歴史的背景を明らかにしていきます。
会期：平成31（2019）年1月22日(火)～3月16日(土)
開館時間：午前10時～午後6時(入館は午後5時30分まで)
最寄駅：渋谷駅
入館料：無料
結構な充実具合でとっても面白かったのに、なんと無料！
信じられますか奥さん、無料ですってよ。刀剣展が無料。
ちなみに、いろんな神社のお祭りの形や民間信仰のあれこれが見られる、常設展も無料です。
國學院大學は、日本の信仰や伝承の研究にとても強い大学で、民俗学ファンには有名な折口信夫氏の母校でもあります。
刀剣ファンはもちろんのこと、神道や仏教などの信仰のお話が好きな方にも、ぜひ行ってみてほしいと思ったので、先日このレポを書きました。
でもそれぞれの記事がバラバラでちょっともやついたので、記事をちょっといじって、この記事にそれぞれのリンクをまとめました。
これであとで私が読み返したいときもバッチリです。
そんなわけで記事のリンクまとめ。
駅から博物館入り口まで
渋谷駅新南口から、博物館までのレポ。
石棺がさりげなさすぎる。
博物館内の撮影スペース
博物館内の特設撮影スペースについてのレポ。
原寸大の刀剣が描かれたタペストリーと一緒に、写真を撮ることができました。
特別展「神に捧げた刀―神と刀の二千年―」
今回のメイン、特別展「神に捧げた刀」の展示内容についてのメモ。
前期後期で多少展示内容が変わっています。今回私が行ったときは後期でした。
刀剣の展示については次の記事。
「神に捧げた刀―神と刀の二千年―」の刀剣展示
特別展の刀剣展示についてのメモ。
今回私の大好きな粟田口派の刀剣はありませんでしたが、刀剣の歴史を感じるには十分な展示でした。
常設展
常設展も無料だったので、見てきました。
女性神職の服が可愛かったのと、折口信夫氏の書斎再現が見られて興奮しました。
そんな感じでレポまとめでした。
これが無料なんてそんな…という感じなので、募金箱とか置いてほしいですね…。
お金入れるから…。
刀剣的にも民俗学的にも、大満足の展示でした！
